コミュニケーションの癖を修正すると、対人関係がスムーズに

コミュニケーションは、「自分を伝えること」、そして「相手を聴くこと」からなります。

2つのバランスが崩れると、人間関係がギクシャクします。

対人関係で困っている人は、自分の「コミュニケーションの癖」があるのです。

どんな癖があるのでしょうか。

●相手を優先し過ぎる癖
・人の言うことに左右されたり振り回されたりする。
・自分の意見より人の意見のほうが正しいと思ってしまう。
・人の言うことや評価が気になり、自分の思いが言えなくなる。
・人に強く言われると、自分が悪いと思ってしまう。
・人が意見を述べたとき、反論できなくて黙りこんでしまう。

●自分を優先し過ぎる癖
・自分の思いを相手に押しつけてしまう。
・相手が思い通りに動かないとき、腹を立てたり、ふてくされたりする。

これらの癖は、変えたいと思っても、なかなか修正できないものです。

長年それでやってきて、慣れっこになり「心地よく」なっているからです。

改善する方法は、講座や研修会に参加したり、YouTubeや本などを見たりと、いろいろありますが、

最も有効なのは、実際の対人関係を日々検討するトレーニングを続けて、修正することです。

一人の女性の感想を紹介します。

今まで、自分自身にここまで向き合ったことはありませんでした。カウンセリングを受けたことで、自分の行動や思ったことに対し、「どうしてそうしたのだろう」「どうしてそう思ってたんだろう」、と自問自答するようになりました。いったん心を静めて考えることで、相手への接し方にも余裕が出てきたような気がします。何より一番身近な夫と話すことが増え、今まで夫婦のコミュニケーションが本当に足りてなかったんだなと思いました。先生に「自分の思いを言って伝えるように」とアドバイスしていただき、少しずつ思いを言葉にできるようになりました。今回のカウンセリングをもとに、自問自答するトレーニングを続けていこうと思います。