ワークショップ「親子の信頼関係を築くコミュニケーション ~子どもが心を開く聴き方~ 」

11月30日、発達障害親の会「明日葉 あさの会」で、ワークショップを行いました。

ランチを一緒に作って食べながら、子どもの気になることを自由に話せる、
とてもすてきな会です。

僕も、お母さんたちのパワーから力をいただきました。

今回は、「聴く」ことに焦点をあてた、ワークショップを行いました。

参加されたお母さんの感想を少し紹介します。

☆聴くという事、出来ているつもりになっていましたが、出来ていないなあと反省。言葉で伝えることより、非言語の表情、姿勢が大切ということをしっかり頭において日常生活を送っていきます。私が成長することが最も大切なのですね。目標が持て、やる気が上がってきました。

親が成長する。まさにその通りと感じています。子どものことでイライラしたり、不安になったりするのは、どうしてだろう…と考えました。それは私の中に答えがありました。私が自分でこうした方がいいに決まっている」と勝手に枠を作り、その中でがんじがらめになっていました。その枠をはずすのが出来なかっただけでした。まだまだ成長したいです。

☆今まで子育ての中で、子どもの話を上手に聞けず、いつも攻撃的になっていたと思います。子どもは楽しかったことはよく話してくれますが、嫌だったこと等、本人にとってマイナスな事を話すことは少なく、そのことがたまっていき、ある日、問題行動になって表れていたのかなと感じています。子どもの心を開く聴き方は、難しいと思いますが、先生の話されたことを思い出しながら、上手に聴いてあげることのできる親になっていきたいと思います。

ネガティブ発言ばかりの子どもが成長し、あれ?最近聞かなくなったと思ったら、いつのまにか、ポジティブに変わってきました。これは、しっかり出せた結果なのかなと、お話を聞いていて、ハッ!としました。

親が変われば、子も変わる。常に成長を意識しながら、いろいろな事を受け入れ、進んで行こうと思います。

☆自分では聞いていたつもりでも、ちゃんと聞いていなかったんだなあと思いました。それと、ネガティブ感を出していいというお話を聞いて、ビックリしました。

☆ワークショップを実体験することで、子どもの気持ちも感じることができました。自分の話も聞いてもらえることができて楽しかったです。

心配するあまり、つい先回りしてしまったり、問題点を子どもから聞き出そうとすることは、逆に私の不安なメッセージを子どもに伝えていたなと気づかされました。親子ともに口ベタなほうで、コミュニケーションをどうすればいいかと思っていましたが、相手に伝わるのは93%が非言語メッセージであると知って、少しホッとしました。言葉にこだわらず、明るく楽しく性格を送ろうと思いました。

☆先生が最初の挨拶でおっしゃった、「社会で何をするかでなく、存在自体が大切」。最近、このことを忘れていたような…。進路にさしかって、まず原点に戻らなければ…。いろいろ問題を抱えて元気ない子どもに、きちんと話をきいていかないといけないと改めて思いました。

☆先生のお話の中にあったように、ずっと一緒に過ごしてきたわが子は、私たち親の性格をしっかりと知っていると思うので、息子に、自分たちの「いいところ、なおしてほしいところ」など聴いてみたいと思います。けっこう当たっているところ言ってくれると思います。楽しみです。