「自己肯定感」という言葉を聞かれたことがあると思います。
「自尊感情」とか「セルフ・エスティーム」とも言います。
自己肯定感のある人は、意識していないのですが、「私は私でいい」「私には価値がある」と感じています。
自己肯定感の低い人は、「私はだめだ」「このままでは価値がない」「もっと努力しないと人に認めてもらえない」と感じています。
「自分は自分でいい」というのは、ごく普通の感覚です。
ところが、これが不足すると、とても生きづらくなります。
「自分は自分でいい」と思えないのは、とてもつらいことです。
自分を卑下したり、みじめに感じたり、人を羨んだり、嫉んだりします。
人のちょっとした言動に腹が立ちます。
「今の自分と違う人にならないといけない」と思います。
これは、向上心をもって、自分を成長させるというのとは違います。
自分を否定しながら、肯定されるために努力しようとするのです。
しかし、自分を否定している限り、どんなに努力をしても、人に評価されても、自分を肯定することはできません。
どうしたら、自分を肯定できるようになるのでしょうか。
自分を否定的に見るのは、考え方や感じ方の癖なので、これを修正すれば、肯定的に見れるようになります。
そのためには、時間をかけてトレーニングする必要があります。
自分を肯定的に見れるようになると、人と比べて自分を評価することがなくなります。
「自分は自分」と思えるようになります。
自分のやっていること、考えていること、感じていること、一つ一つを愛おしく感じることができるようになります。