「こうすべき」から「こうしたい」へ

私たちの中には、「こうしたい」という欲求と、「こうすべき」という理想があります。

こうすべき」を優先し過ぎると、「やりたいこと」ができなくなります。

そうすると、「なんか楽しくない」という思いが強くなります。

一人の女性はこのように語っています。

「人に言いたいことが言えない。自分を押し殺している。『こうでなきゃいけない』『こうしなきゃ』と考え過ぎている。理想で張り巡らしている。『自分ってなんだろう?』。『本当の自分は無いのか?』、分からなすぎて、ずっと思い悩んでいる」

このように感じたら、自分の中にある「こうすべき」を書き出してみましょう。

・真面目でなきゃいけない
・会社でちゃんとしてなきゃいけない
・誰にでも愛想良くしないといけない
・沈黙の時間ができたら何か話さないといけない
・人に優しくしないといけない
・悪口や愚痴を言ってはダメ
・気の利いたことを言わないといけない
・頼まれたことはやらないといけない
・しっかりしなきゃいけない
・我が儘を言ってはいけない

自分の中に『べき箇条』があるのに気付いたら、「やりたい」と感じることをやってみましょう。

そう言うと、「やりたいことがないんです」と答える人がいます。

趣味のような大物を探す必要はありません。

小さなことから始めましょう。

その時、その時、「こうしたい」と思う心の声に素直に従ってみるのです。

「お茶を飲みたい」と思ったら、カフェに入る。

「きれいな花」と思ったら、立ち止まって眺める。

「この服すてき」と思ったら、買ってみる。

「このコンサートに行きたい」と思ったら、チケットを購入する。

小さな欲求に応えていく。

これを繰り返していくと、欲求にスイッチが入るようになります。

欲求と行動がつながるようになります。

そうすると、心が楽しくなってきます。