最初は、とにかく最短で問題を解決したい一心でした。まだ、カウンセリングをお願いするか迷っていた時に最初に電話で「お母さんがお婿さんの味方をして娘さんを攻めてちゃいけない、娘さんの味方になってあげて」と言われハッとしました。それで先生にカウンセリングをお願いしてみようと思いました。カウンセリングを複数回していくうちに、先生とのお話自体が楽しくなりました。それでも苦しくなる時もありましたが、「カウンセリングがある」、とお守りのように思うことができました。自分の感情も行きつ戻りつでしたが、一年がたち、娘の態度も一年前とはまるで変わってきました。私が変わったからなのでしょうが、昔の母娘の関係に戻れたような気がします。多分、カウンセリングを受けずに自己判断だけで娘と向き合っていたら、今もまだ関係は悪いまま、もしかしたら最悪の状態になっていたかも、とも思っています。今はとても穏やかな気持ちで過ごせています。自分が変わったのはわかるのですが、何がどう変わったのかは全然わかりません。でも、娘に気負いなく褒めたり、ねぎらったりできるようになれたのは自分でも驚きです。娘を一人の信頼できる大人として見られるようになれたのだと思います。だから娘のしていることの粗を探さなくていいし、他の人が娘を非難したらきちんと反論したい気持ちです。それが義務感からではなく、心からしたいと思えるようになれて、本当に良かったです。理屈ではなく本当に心が寄り添えるようになりました。(女性、60代)


