相手の言動を不快に感じても、何も言えない。
後になって、
「ああ言えばよかった」と後悔する。
その場で思ったことを言えるようになりたい。
そう話される方がいます。
自分の気持ちや考えを言いにくい人は、
「やめてください」というような、
禁止の言い方を思い浮かべやすい傾向があります。
たしかに、この言い方は、
相手にとって否定されたように感じられるため、
言いにくくなってしまいます。
こんなときは、
「あなたのその行動で、私はこう感じた」
と、自分の感情を伝える方が、
相手に受け入れられやすくなります。
ところが、感情を表現する言葉が少ないと、
自分の気持ちをうまく伝えることができません。
「嫌だ」
「イライラする」
「むかつく」
このあたりの言葉しか思い浮かばない、
という人もいます。
言葉が少ないと、
感じていることを伝えることができません。
それだけでなく、
自分が何を感じているのかさえ、分かりにくくなります。

だからこそ、
感情を表現する言葉を増やしていくことが大切です。
少ないと感じる方は、
本を読んだり、ドラマや映画を見たりして、
感情を表す言葉に触れてみてください。
人は生まれてから、
「好き」「嫌い」といったシンプルな感情から始まり、
少しずつ表現を身につけていきます。
表現の幅が広がると、
自分の感じていることを、より正確に伝えられるようになります。
それが、
人とのコミュニケーションをスムーズにすることにつながります。


