「外では人間関係が良好なのに、家族と揉めることが多い」。
どうしてこうなるのでしょうか?
夫婦や親子の関係を改善しようと思ったら、自分と相手の間に「境界線」を引く必要があります。

身近な人に対して、「自分のことを分かってほしい」「自分の思う通りに動かしたい」欲求が強くなります。
それは、相手の存在を「自分の分身」のように感じているからです。
相手が自分の思い通りに動いてくれないことに苛立つ。
「自分が正しい」と思っているときは、なおさらです。
相手にも自身の考えや気持ち、意志があります
能力も状況も異なります。
相手に対する期待は、実は自分自身の願望や理想です。
それを「相手が実現すべき」と勝手に思い込んでいるのです。
相手の性格をよく理解して、「自分は自分、相手は相手」と思えるようになると、生きやすくなります。