気持ちを伝える

困っていることや悩んでいることを話す時、気持ちを言葉にできない人がいます。

自分の悩みについて本やインターネット、YouTubeなどで、いろいろ調べて、とても詳しく話すのですが、肝心の気持ちが伝ってきません。

カウンセリングでは気持ち(感情)を表現することを大切にします。

言葉にしようとすると、思わず涙が溢れてくることがあります。

涙は言葉にできない感情表現なのです。

無理に言葉にしなくていいです。

今感じている気持ちに留まっていると、少しずつ言葉になってきます。

胸に引っかかっていたものが取れてきます。

自分の気持ちがよくわからなかったり、うまく伝えれなかったりするのはなぜでしょうか。

人は生まれた時から感じたことを思ったことを身近にいる人に話したくなります。

聞いてもらると満足します。

逆に聞いてもらえないと不満に感じますが、それが続くと自分の気持ちを押し殺すようになり、次第に表現するのを諦めてしまいます。

そして、ついには自分が感じていることが分からなくなってしまいます。

クローゼットの奥に長年しまい込んだ物のことを、忘れてしまうように。

特に子どもの時に深く傷ついた気持ちは、人に話せないまま心の中に留まり、しこりのように固まります。

時間が経過して、意識から消えて忘れているのですが、潜在意識の中に残っているのて、いろんな機会に何か引っかかるような感じになります。

これが劣等感や意欲の低下の原因にもなります。

自分一人で引っかかった気持ちを何とかしようとすると辛くなるので、思考に頼ってしまい自分の感情についていっぱい説明をするのですが、すっきりしません。

気持ちは、表現することによって引っかかりが取れます。

気持ちをそのまま伝えることが大切です。